キルギス共和国・ナリン州という、僕らにとって知らないことばかりの土地から、チンギショワ陽子さんが今回福岡に帰省し、訪ねてくれました。陽子さんは2007年、日本の近代美術史を教える為にキルギス共和国を訪れたことから縁を得て、今はキルギスで展覧会を主としたギャラリーとカフェを開くこと、さらにはキルギス人アーティストと日本人アーティストの往来や交流を目的とした活動をするという志を抱いて仕事をされています。
今回、キルギスの人々が羊と共に暮らすことによって生みだすフェルトの仕事や、フェルトや刺繍、そして草に毛糸を巻きつけたチイと呼ばれる作品を、キルギスの昔話や暮らしの諸々と組み合わせて作品にする男性作家の仕事(彼はキルギスでは女性の家事とされる仕事を作品として制作しているので、周囲からは奇異な目で見られているそうです)など、キルギスの昔と今をつなぐ仕事を紹介する会をひらきます。
遠くの土地や人々を、僕らの間近に親しませてくれる陽子さんの仕事、ご覧いただけますと幸いです。
どの民族の工藝もその生活の中から生まれてくるもので、キルギスの配色は キルギスの空の青さと草原の緑に映えるものだと、私は思います。 真横に見える雲の白や、雪の白銀、夕陽のオレンジ色、夕陽のうつった山々の桃色、葉の紅葉や、秋の草の金色など、キルギスで見られる豊かな色彩の自然の中で生まれた配色ではないか、と思います。
チンギショワ陽子さんからのお便りから
今日、珈琲美美さんと当店は赤坂に移転してまる三年となります。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (工藝風向にて。Instagramで撮影)
明日30日は、友人の披露宴に参加するため、お休みをいただきます。 話変わりますが、夏のにおいがしてくると、木村硝子店のものが動きだします。これはLuteの10オンスタンブラー。 (工藝風向にて。Instagramで撮影)