February 2012
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レントに入ったので、
という訳でもないのだけれど、ちかごろ、森有正を集中的に読み返している。
知識の領域に入ってしまったものは、それを精細にきわめて、それが感覚と接しているところまで出なければならない。それ以外の道は不可能である。これが近代の悲劇であるが、それを完全に生きつくさなければならない。マラルメ、ヴァレリー、古くはレオナルド。アランもこの道に徹した。一切左顧右眄の要はない。深く深くわけ入るだけである。他の道は一つもないのだから。 これは唯一つしか目的はない。凡ての出発点である純粋感覚に到るためである。見るに到るためである。これが学の道であり、その後に真の創造がはじまるのである。だから大変なことである。...