January 2005
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野鳥の森・太田潤氏
西鉄を使い甘木経由でバスに乗り換え、今回は秋月へ向かう。甘木市街が資本に蹂躙されきっているのに比べ、秋月は山と山が折り重なり、水が流れる音が聞こえない場所は無い別天地。その秋月の山側である野鳥(のとり)に、父君太田哲三氏が築いた「のとり窯」と、太田潤氏の硝子工房がある。 太田潤氏の作る手吹き硝子は、一升瓶などの廃瓶を利用し、すっきりとした形と色を持ち、ねじりを入れて吹き込まれた結果生まれるモールが美しい。廃瓶を利用するため薄いものにはならないという事ですが、それゆえに生じる硝子に残った空気とモールの美しさが、ずっと触っていたくなるような落ち着きを持つ器を作り上げている。盃やコップなど、モールを使ったものを中心に仕入れさせていただく。嬉しい。
Jan 22nd
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おおべし
博多に住むようになってつくづく実感するのは、飛行機がやたらと低く飛んでいるという事である。板付空港は博多駅の裏と言っていい程に近接しているから、町を歩いていると着陸の為の飛行機がそれこそ竹槍で落とせそうな程近くに、悠然と飛来しているのが見える。以前は着陸が近いからゆっくりなのだ、と考えていたが、そんなわけは無い。飛行に足りない速度であれば歴然と落ちる。いつも飛行機を見かけるとじっと眺めていたのだが、先日空港の近くを車で通っていた際に、真上を猛烈な速度で着陸しようとしている飛行機に遭遇し、これは「おおべし」だな、と納得した。 ...
Jan 21st
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ふもと窯・井上尚之氏
民芸館展で気になった作家を順次訪ねてゆくこととする。まずは荒尾・ふもと窯の井上尚之氏。 西鉄とJR鹿児島本線を使って荒尾まで行く。乗換駅である大牟田はやはり石炭の町である。 井上尚之氏はスリップウェアを意識して器作りをしているとのこと。作品をとりどり見せてもらう。どれもさわり心地が良く、きれいな線を持ち、一器多様で使いよくて安価。「民陶」という言葉に誇りを持って仕事をしており、自分の能力と環境を自覚した上で、うまく生かしているという印象を受ける。これは容易なようでそうではないと思う。 ...
Jan 9th