3月に静岡のアトリエを訪ねた際、望月さんは真剣な顔で「のれん」という言葉から連想される、なにやら田舎くさい、のんびりとしたものではなく、本来のれんが担った「場の結界」として もう一度のれんを働かせようと思うので、今回の企画展は のれんの根源を問いなおす仕事にしたい、と力強く語ってくれました。
その言葉を聞き、芹沢銈介がのれんについて語った「染め物の中で最も男らしい仕事 終始暢々(のびのび)と働ける」仕事ということばを思い出しました。
厳しい仕事を内に包みながら、いつも我々にはやわらかなものとして渡してくれる望月さんが、今回どのようなのれんを生み出すのか 今から待ち遠しく思っています。
みなさまにも、この場に立ち会っていただけますと幸いです。